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配信者名くろすが送信する日記的、報告的な内容のブログです

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リアリティ

2009/09/25 (Fri)

現実味を出すことは難しい。
現実味、すなわちリアリティ。
作品においてリアリティを出すには、それを生々しく描かなければならない。
生々しく描くことは難しい。

例えば、野球をまったくしたことのない人が野球の小説を書くとしよう。

まず『知識』がないとダメである。
投げて守って打つ。これだけでは野球を表現できるわけがない。
ルールや、練習・試合における人間ドラマ、場所や時代などの背景も考慮しないとダメである。
そういう生の『知識』がなければいけない。
すなわちクリエイターが実体験していなければいけない、あるいは追体験できるほどに想像力を働かせないといけないのである。

そして、その『知識』をうまく『表現』しなければダメである。
「ファーストがタッチしてアウト」よりも
「審判の腕が振り下ろされる 観客席からは落胆の声が聞こえた」の方が「っぽい」ですよね。

後者の『表現』の方が重要であるように思われる。
そりゃそうだ。単純に主語述語で構成されている作品なんぞ面白くもなんともない。
しかし、だ。
『表現』ばかりに気をとられて『知識』をおろそかにしている作品が多すぎやしないか?
現実世界の『知識』を無視したファンタジーに走りすぎていないか?
『知識』のない、つまり様々な体験をしていない、あるいは想像力がイマイチなクリエイターが描くのは中身のない作品。
身近で親しみやすいかもしれないがそれ以上ではない作品。

もっと様々な体験をする、あるいは下調べをきっちりする。
素人が下調べ無しに描ける作品などどこかで聞いたことがある程度のものにしかならない。

生死とか複雑な人間関係とかエログロとかそれだけではない生々しさ、リアリティのある作品が少ないなぁと重い適当に綴りました。
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