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配信者名くろすが送信する日記的、報告的な内容のブログです

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デウス・エクス・マキナ

2009/12/11 (Fri)

卒業論文が終わり、大学卒業まであとわずか。
今後は特に誰からも「課題」や「勉強」を求められない。
もちろん仕事に関しては別であるが、典型的な学問は求められないだろう。
新たな第一歩、小説執筆に向けて、知識の収集をしようと思う。
何せものを知らないガキなのだ。自分は。

何でもいい、何かテーマを一つ取り上げてちょっとだけ調べる。
これを繰り返すことにする。
調べ方もネットを使ってちょいちょいって感じでよろしい。
自分用メモなのでこのカテゴリーに該当する情報に信憑性はない。
これを習慣化したい。

さて、記念すべき第1回が「デウス・エクス・マキナ」である。

機械仕掛けの神、という訳のラテン語だが、その厨くさいネーミングと中身は異なる。
これは演出技法の一つである。
古代ギリシアにおいてすでにデウス・エクス・マキナは存在していた。

「劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、
いきなり絶対的な力を持つ神が現れ、混乱した状況に解決を下して物語を収束させるという手法」
のことである。

よく言えば、「どんでん返し」や「急展開」がこれに相当するだろう。
えーーー!ここでこうなっちゃうの!?的な演出。

悪く言えば、「後付け」や「こじつけ」という感じかな。
えっ・・・?何か急に最強キャラでてきたんだけど・・これまでの展開は?みたいな演出。

実際には、突然「神」のような強キャラが出てくると冷めることは間違いないので、
古代ギリシアにおいても批判されている。

このデウス・エクス・マキナであるが、演出技法としての知名度は低く、
その厨ネームが1人歩きしている。
ゲームや漫画において登場したり、
僕の場合は、なんと科学の本からこの単語にたどり着いた。

ニュートン力学による世界観のことを機械論的世界観と呼ぶが、
この世界観の時代を「機械仕掛けの神がうんぬん~」って書いてあったんですね。
文字通りに捉えたら確かにそれっぽいが、学術書であまり厨くさいことは書かない方が・・・
って言っても科学者もまた人間。
皆厨ネーム大好きよ。
デウス・エクス・マキナに限らず、意外と専門書でも神話と無理やりからめたり、
まったく数理的な概念と関係ない話を無理やりこじつけておっぱじめたりすることがよくある。
そのくせ、文章以外の世界では無駄に堅いから困る。
おっと愚痴失礼。

まぁね、機械仕掛けの神って、なかなか面白いネーミングだと思うよ。
神は全知全能である、それにも関わらず機械仕掛けとは?
機械が全知全能であるのか、機械が神の上に位置する存在なのか。
神は神らしいことしかしないということのメタファーなのか、全知全能ではないということのメタファーなのか。
うーん魅力的なネーミングだね。

機械仕掛けの神だが、僕は実際の意味と厨くさい意味をマッチさせることはできないかなと考えている。
小説においての話だけどね。
ネタは言わないけど。

第1回終了。
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