リトルバスターズ批評：悪い点

ふと思い立ったので書き連ねていこう。

自分は大のリトバス好きだ。
しかしながら信者ってわけでもない。
いや、信者であろうが作品を100％迎合すべきではなく、悪い点があればそれを見つめてしかるべきである。

１．個別ルートのインパクトが希薄
リトバスには絶対に！必要な個別ルートですが、これといってインパクトの強いシナリオはわずかしかないです。

・鈴ルート　：　インパクト小
単調な猫とのやりとりをｲﾗｲﾗせずに見れるか否か

・小毬ルート　：　インパクト小
かわいそすな女の子（＋シナリオの先読みが容易）

・葉留佳ルート　：　インパクト小
第二かわいそすな女の子（＋シナリオの先読みが容易、人によっては選択肢が難しいか）
EX加筆でさらにかわいそさがうｐ

・クドルート　：　インパクト中
クドの「現実」は一体どういうものなのか、ちょっと刺激される一筆
EX加筆でさらに内容が濃厚に

・西園ルート　：　インパクト大
読めば読むほど味わい深いものとなる一筆、だと思う
単純に図解説明できるものではなく雰囲気を楽しむそんなシナリオ
ただ、ｲﾐﾌとプレイヤーに思わせすぎるのはいかがなものかと

・来ヶ谷ルート　：　インパクト大
リトバスの世界の仕組みが内包されたシナリオ
ラストシーンの意味がわかれば超優秀
このルートはゲームをはじめて最初の方にするべき


２．長い
共通（6時間）＋個別（4時間）でスキップなしだと10時間かかります（＾ω＾）
共通個別6＋真鈴＋R（2つ分くらい）で90時間
EX追加2＋沙耶（2つ分くらい）で40時間
計130時間

・・・
メーカーはスキップしろと暗に言っているのか・・・？
ちなみに自分の場合EXでも通常版の個別ルートだけはやったので・・・やばいっすねヽ(ﾟ∀ﾟ)ﾉ


３．キャラデザが安定してない
いたる乙とかそういうことではなくて、
最初に登場する男キャラ3人の雰囲気が違いすぎるのだ
これで萎える人絶対いるよ
謙吾＆真人のちっちゃな目に慣れてきたと思えば葉留佳のビッグアイでバランス崩壊
製作側からしてもけっこう冒険したんじゃないかな男のキャラデザ


４．EXがひどい（個人的に）
シナリオはまさにExtra、余分、おまけ、悪くはないけどあってもなくてもいい
追加音声は追加だとまるわかりの音質の違い
真人にいたっては「こんなの筋肉じゃない！」と思えるくらいの声の変化
また、沙耶を前面に押しすぎたためRefrainのインパクトが相対的に小さくなってしまう
これ最悪ね
ちなみに沙耶ルート単体はそれほど悪くないです　沙耶普通にかわいいしね
ただ特定のルートに行くためのプロセスを一個人ではほぼ100％考えられないという欠点なども・・


５．ネーミングが実はイマイチ
なぜカタカナなのか
Kanon　→　Air　→　CLANNAD　→　リトルバスターズ（　＾ω＾）？
智代アフターもたぶんネーミング的にはパッシングされてるんじゃないかな
なんかピンとこない
この名前のせいでCLANNADどまりの人はたくさんいるはず
ついでにCLANNADの宣伝文句（Kanonの冬、Airの夏、そして舞台はCLANNADの春へ）のせいで
リトバスが秋のゲーム？って印象づけられてしまったのも痛い


６．シナリオの構成上アニメ化が難しい
たぶんなんとかごまかすんだろうけど、絶対に違和感があると思う
一本道で行くとしたら『遥か彼方』の歌詞の意味がまったくわけわかめなものとなってしまう
「同じところぐるぐる回って」・・・(´･ω｀･)ｴｯ?
OVAで１ルート１本ずつ出すとかが一番やりやすい方式なんだろうけどダメですよねー
ひぐらしみたいにするのかねぇ・・・いやムリだろなぁ
京アニの手腕に期待しましょう（＾ω＾）


まぁこんなところかね悪いところは
公式のレビューはほめちぎりすぎてはっきり言って気持ち悪いです
でもね、ほめちぎりたくなる気持ちには確実になりますからまぁ仕方ないｗ
いい点はやればわかりますからね、しいて悪い点をあげさせてみました　以上