楽への意志

（２１）卒業。
誕生日だし、近年の自分を振り返ってみる。

学問がしたかった。
人を幸せに、世界を平和にするために。
僕は日常的な思考の枠組み（パラダイム）を転換することで、
人の見方を多様にすることを望んだ。

「日常」を転換するには、実際に目にすることのできる「非日常」を公に提示すればいい。
「非日常」の提示・・・超現実的なもの、オカルト的なもの、歴史を覆すもの

僕はそれを過去に、地中に求めた。

しかし僕がそもそもやろうとしていることは学問ではなかった。
偶発的にしか「非日常」は顕在しない。
また、その偶然のために面白いと感じない学問を続けていく意志はなかった。

そこから完全な方向転換をした。

「楽しいことだけしよう」

研究意志は消失した。
アニメ・漫画・ゲームを享受し、様々な分野の学問を勉強した。

今年になって受身だけの楽しみにマンネリ感が生じてきた。
これまでは自分から楽しいことをしようとはしなかった。

ちょうどその時、リトルバスターズに出会った。

そこから僕は自分の意志で楽を求め、配信・草野球チームの作成に踏み切った。

そして現在に至る。

僕はクリエイティブな人間じゃない。
リーダーシップもない。
だけど、楽しいこと生み出してみせるよきっと。